忘れられない歌声:むさし野ジュニア合唱団「風」

なかなかの筆不精のため、記事を書くタイミングを外してしまうことが多い僕です。

今回書く記事もそんな感じでだいぶ過ぎた話なのですが、本当はずっと書きたいと思っていた話題なので、書きます。

ちょうど2ヶ月前の5月9日に武蔵野市民文化会館大ホールにて、むさし野ジュニア合唱団「風」さんによる第21回定期演奏会が無観客という形で開催され、指導者の前田美子先生に声をかけていただき僕も自分の作品で参加させていただきました。

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歌声の質の高さにとても驚かされました。スーッと心の中に入ってくるような、例えるなら雨が降った後の晴れのような清々しさと澄んだ空気を感じさせてくれるような、正直今まで味わったことのない感覚でした。今でもその歌声は鮮明に覚えていて、僕にとって忘れられない歌声となっています。それは僕の作品でも然りで、特に『なりやまあやぐ』にはとても感動しました。僕が理想にしていた歌声でした。ハーモニー感覚が素晴らしく、聴いていて大大大満足しました。

当日のプログラムで個人的に好きだなぁと思った曲は、第Ⅰ部の上柴はじめ先生の作品と、第Ⅵ部の『すきさ すきさ』でした。とても幸せな気持ちになる曲でした。また、第Ⅱ部の氏家晋也さんの作品では、個人的にほんのりノスタルジーを感じ、小さい頃住んでいた埼玉県の鷲宮を思い出しました。

ただ、今回の演奏会に参加してひとつだけ心残りなことがあって、僕自身の人見知りな性格のせいで、子供たちとあまりふれあうことができなかったことです。ん~、どうしたものか、それじゃ良くないとわかっているのですが…。

 

むさし野ジュニア合唱団「風」さんの定期演奏会は(昨年を除いて)毎年開催されてきたとのことで、来年もまた開催されるとのことです。来年はたくさんの人に足を運んでもらえるような日常に戻れるといいなと思います。この合唱団の歌声はぜひ聴いていただきたいです。心の中のいろんなものを洗い流してくれるような歌声です。

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