忘れられない歌声に再び会えました

去る日曜日武蔵野市民文化会館大ホールにて、むさし野ジュニア合唱団「風」第22回定期演奏会が開催されました。そして僕も昨年に引き続き同じ曲で参加させていただきました。特に『大村御殿~じんじん』は昨年よりもパワーアップしていて、より完全燃焼することができました。

僕はやっぱりこの合唱団の声は大好きだ!朗らかで明るくて、文字通り爽やかな「風」がスーッと身体の中を通り抜けていくような声です。僕の経験では正直言って地元沖縄ではそういう合唱には出会えませんでした。まだ出会えてないだけなのかもしれませんが……。

指導されている前田先生からはうちの合唱団はコンクールには参加させないとおっしゃっていました。理由を聞いて同感でした。

昨年秋たまたまラジオをつけたらNコンの小学校の部の演奏を放送していました。4年ぶりに聴く小学生の合唱、ショックを受けました。まるで消防車からの放水のような、とても攻撃的な歌声に聞こえる団体が多いように感じました。本来の合唱ってこんなんだったっけとか、今の合唱の世界がこれで僕は浦島太郎状態なんだろうかとか、いろんなことを考えてしまいました。正しいとか間違っているとかは抜きにして、単純にそんな歌声たちが好きにはなれません、個人的に。

だからむさし野ジュニア合唱団「風」の歌声に純粋に感激したんです。合唱ってこうあってほしいなぁと強く思いました。僕にとってそんな魅力的な歌声を持つ合唱団と再び共演できたことはこの上ない幸せでした。

本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m