ハンナ作曲賞をいただいた曲の楽譜が掲載された『HANNA夏号』が発売されました。
作曲で賞をいただくのは初めてのことで、感無量というか感慨深いものがあります。
僕がハンナ作曲賞に応募したのは、文字通り「生きるため」です。音楽家として生きていたいからです。
2011年以前はいろいろな作曲コンクールや作曲賞に応募していました。が、ことごとく全滅でした。心が折れてしまい、違う道を模索しながらの活動を始めたころに小学校の合唱と出会いました。
しかし、小学校の合唱を去ることになり、生きるために新たな道を探さなければならなくなった時、たまたま楽器店で立ち読みをしていた雑誌にハンナ作曲賞作品募集の記事を見つけ、居ても立っても居られなくなり、すぐにその雑誌を買い、作曲を始めました。藁にもすがる思いで作曲をしました。
今回のこの『三日月』という作品は、生きるため、もしくは生き延びるために作曲したといっても過言ではありません。
