やる気に満ちていた…

18年半前の録音を引っ張り出してみました。


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本格的に作曲でやっていこうと決めたのが2001年の秋、考えたら今年で20年なんだとこの記事を書きながら思ってしまった。この20年あまりにゆるりゆるりと過ごしてしまったなぁと思った。⇧上の作品は2002年の秋、本格的に作曲を始めて1年後の作品で、その頃は希望しかなく、やる気満々だったのが思いっきり作品に表れている。

この作品をきっかけに、和声法や対位法をきちんと勉強しなくては痛感して、本腰を入れて勉強し始めました。

とても気持ちがよかった!

去る火曜日と今日、とある場所にてヤマハのCFXという機種のピアノを触らせていただく機会をいただきました。コンサート用の大きなピアノでしかも新品。慣らし演奏ということで、ショパンから自作曲までいろいろ弾きました。派手な曲も思いっきり弾けて楽しかったですが、穏やかな曲を弾いたときの音の奥行きがハンパなくて、音の遠近がはっきり出せてとても気持ちがよく、その音色と曲の世界に引き込まれました。自作曲も自分がイメージしていたことがありのままに楽器から広がっていくのがとてもよくわかり、とても幸せな気持ちになりました。

この楽器が家にあったらなぁと心から思いました。(家のピアノも自分の指と感覚にフィットするとても愛着のある楽器ですが♪)

声をかけてくださったAさん、本当にありがとうございました。

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元気をもらった曲(8)"Where Is The Love"

YouTubeを見ていると自分の知らなかったいろんな音楽を知ることができるのでいいですね。今回はこの曲です。


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曲調が爽やかなので、とても気に入りました。(歌詞の意味は分かりません(^_^;)

てっきりこのグループの曲かと思っていたら、カバーなんですね。

最近原曲を初めて聴いて、味わい深い歌声だなぁと、元気になるというよりしみじみと聴き入りました。


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元気をもらった曲(7)Pharrell Williams "Happy"

この曲もラジオで知った曲です。タイトル通りのキュンキュンする曲だと思いました。


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3年ほど前に中学生の合唱指導をしていた頃、僕がこの曲にハマってしまって合唱譜を探して、生徒たちにさせたことがありました。生徒たちも曲は気に入ってくれたのですが、音域が合わず、また英語の歌詞でしかも結構な早口で四苦八苦させてしまい、生徒たちに悪いことをしてしまいました。あの時はごめんなさい。

忘れられない歌声その弐:栗友会

もう結果も出たことだし、いいかなと思いますが、組曲『底を歩いて』の練習に一度だけ立ち会いました。まず驚いたのが、楽譜だけの情報なのにいろいろとくみ取ってくださり、ほぼほぼ僕の思い描いていた演奏になっていたことです。とても感動しましたし、嬉しくなりました。そしてもう一つ、歌声のハーモニーがとても美しかったことです。こういう合唱団に歌ってもらえるってなんて幸せなんだろうとしみじみと聴き入っていました。

栗友会の皆さん、本当にありがとうございました。

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今回の作曲の意義

今回も佳作をいただきました。朝日作曲賞をねらっていた者としてはちょっぴり残念でしたが、友人に励まされ元気を取り戻しました(笑)

前回(2020年12月)佳作をいただいた時には今回また応募することは考えておりませんでした。結果が出たのが12月中頃で、今回の応募期間が2月20日~3月1日だったので、また新しく組曲を書くのには時間が足りないと思い諦めていました。(前回の『わたしの生きざま』は完成するのに手直しやら何やらを含めて半年以上かかったので)

そうしてのんびり正月を過ごし、年明け10日ほど経った頃、全日本合唱連盟から応募要項が届きました(前回応募した人には郵送しているそうです)。僕はこれは何かの思し召しだと思いました(全日本合唱連盟さんには本当に感謝です)。時間がないと思いましたが、間に合わなかったら間に合わないでいいから後悔しないためにやってみようと作曲を始めました。その当時は山之口貘にハマっていたこともあり、今回もこの人の詩にしようと思いました。しかも今の僕の気持ちにピタッとはまる詩を選びました。(『再会』『妹へおくる手紙』『石』『底を歩いて』)こういう時こそ焦らずに落ち着いてと自分に言い聞かせながら作曲を進めていきました。

4曲目の『底を歩いて』の作曲に取りかかろうとしていた頃、仕事に向かう途中にある横断幕を見かけてぞわぞわっと鳥肌が立ちました。

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(拝借した写真で、実際に見たのは別の場所ですが、県内各地で見かけます)

それを見た時に、今回の応募作品必ず完成させて提出しなければという強い気持ちが湧き起こりました。そして今回の結果につながりました。

今回の組曲を作曲するにあたり強く意識したことがあります。コロナ禍で自殺者が増えているという話についてです。この世に生まれてきた者がどんなに辛い状況にあっても絶対にしてはいけないことが自ら命を絶つことです。僕はこの組曲を、少しでも自殺を考えている人がいたらその人にぜひ聴いてもらいたい、山之口貘という詩人の詩を知ってもらいたい、そして自殺を思いとどまらせたいという思いで作曲しました。だからどうしても賞が欲しかった!朝日作曲賞をいただけたらそういう人のところに思いが届くかなと思っていました。佳作でも届いてくれたら嬉しいですが…。

実際に賞はいただけたのですが、どうやったらそういう人たちの元に届けられるだろうか…。

元気をもらった曲(6)Earth, Wind&Fire "September"


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この曲はわりと最近知った曲で、ラジオでたまに流れるので何気なくチェックしていました。

その後YouTubeでピアノの演奏による『September』をたまたま見つけて、聴いたことのある曲だけどいい曲だなぁと思って原曲を検索したら、あ~あの曲かと納得して、それからは原曲の方をよく聴くようになりました。


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