いただきました。

このたび、全日本合唱連盟朝日新聞社主催「2020年度合唱組曲作品公募(第31回朝日作曲賞)」にて、佳作をいただくことができました。

演奏してくださった松原混声合唱団の皆様、指揮者の清水敬一先生、ピアニストの小田裕之先生、譜面審査・演奏審査で拙作を見てくださった審査員の先生方、そして事務局の方には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

独学の自分としては勉強してきたこと、音楽についていろいろ気づいてきたことが間違っていなかったのだと、胸を張って今後も精進していこうという気持ちになれました。

 

今回、「山之口貘」という詩人の詩に出会えたことがとても大きかったです。今までいろんな詩人の詩(著作権のことを気にして戦前までの詩人に限ってましたが)をちょくちょく読みましたが、自分の気持ちとピタッとくるものがなかなかない中、この詩人の詩を読んでいくうちにいくつかの詩にググッときました。そのうちの3篇を今回選びました。この詩人と出会わせてくれたのが、いつもお世話になっている那覇混声合唱団です。今回の応募のきっかけを与えてくださったのは那覇混声合唱団です。

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それにしても、結果発表の二日前あたりから不安と緊張でドキドキが止まらず心臓がぎゅっと握られている感じで辛かったです。そして結果を聞いた後はホッとはしたのですが、それまでの緊張のストレスか、二日ぐらい胃が痛くて胃薬を飲んでいました。この歳でこれほどの緊張は本当に体に良くないなと非常に感じました。コンクール系はやはり若いうちがいいんだなぁと思ってしまいました。同年代の人やもっと上の世代の人が何かのコンテストに応募したり資格試験を受けたりする時って、やはり同じような状態になるのでしょうか?

でもこれからも心身が許す限りは受けていきたいと思っております。気持ちも自然と前向きになりますし。